鎌倉の海

一人暮らしの母に関する覚書き。タイトルおよび記事中の写真は内容とは関係ありません

年賀状

本日、母から年賀状が届いた。嬉しかった、というよりほっとした。

昨年まで年賀状は自力で出していたが、今年は無理なので、私が代わりに動くことにした。

届いた年賀状をまとめて置いてあるのは気づいていたので、母の家から数年分の年賀状を私の家に持って帰って来た。改めて見てみると、年度によって枚数にかなりの違いがあり、本来は来ているはずの人のものがなかったりしているため、これが全部ではなく、別の場所に保管してある分もあるようではあった。

親戚はだいたい分かるのだが、それ以外の交友関係はほとんど分からない。雑談の中でいろいろ名前が出ていた人もいたのだろうが、興味がないから聞き流していた。手書きの方は住所・氏名を読むのに苦労する。住所は調べられるけれど、名前は難しい。

とにかくそこにある年賀状の差出人を全部リスト化し、11月の面会日にそれを見せた。そして、リストにはないけど送らなければいけない人、リストにあるけど送る必要のない人をその場で挙げてもらい、また名前に間違いがないかチェックしてもらった。名前に関してはかなり間違いがあった。一方、それをちゃんと指摘できるのはたいしたものだと思った。

そんなことを10分少々の時間制限の中で済ませたのはたいしたものだと自分で思う。そして表の面は私の勝手でデザインして印刷し、あて名書きもこちらで行なった。

それをそのまま投函しようかとも思ったのだが、自分がどんな年賀状を出すのか知らないのも寂しい話であるし、コメントを書き加えたりもしたいであろう、と思い、出来上がったものを、12月の面会日に持って行った。

コメントを書きたい人は書く。無理して書かなくてもよい。全部にそれが済んだと思ったら、職員の人のに、投函してねと渡せば、投函してくれるからね、と伝えて帰って来た。

ただ、それを本当にちゃんと実行できるかどうかは、実は非常に不安であった。

母の出す百枚弱の年賀状の中には、私宛てのものも含めておいた。自分で作成して自分宛てにというのもどうかと思ったが、それが届けば、ちゃんと年賀状が出せたということ。届かなければ、何か問題が起きたとわかるから、入れておこうと思ったのだ。

そうしたら、今日届いた年賀状にちゃんと母からのものが含まれていたという次第。すべてがうまくいったようだ。おまけに元旦に間に合ったということは、ちゃんと早めに手配したということだ(私の出した年賀状は元旦には届かなかったと親戚の人から聞いた)。

初日からいいことがあったから、今年はいい年になりそうだ。

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