鎌倉の海

一人暮らしの母に関する覚書き。タイトルおよび記事中の写真は内容とは関係ありません

お返しをどうしよう

昨年8月、ユリエ伯母さんが疲労骨折で入院したとの連絡があった。母より歳上なので心配していたが、無事に回復して歩けるようになり、年末に退院したそうだ。よかった。母の姉が元気でいてくださるのは、私にとっても、恐らくは母にとっても、心強いことである。その快気祝いが本日届いた。

母の入院の際にも何人もの方からお見舞いをいただいたが(そのことはこのブログでも書いたが)、まだお返しをしていない。

7月末に病院を退院して現在の施設(ヒマワリ)に入所した時は、絶好のタイミングだった。骨折は治っていないが、もともとの病気である内臓疾患は回復し、とにかく病院を退院できたわけだから。実際、そうするつもりで、素麺の詰め合わせなどはどうかと考えたりもしていた。

が、あの時は、高橋病院と骨折の件と退院の日程調整でいろいろともめており、ヒマワリの方とも、入所後も着替えやタンスやテレビを届けたり、新型コロナのワクチン接種に連れ出したり、次から次へとやることがあって、てんてこ舞いだった。そして8月の後半から仕事が死ぬほど忙しくなり、9月が終わるまで気の休まる暇がなかった。

気が付いたら10月で、退院祝いをするにはさすがに時期を逸してしまった。12月に、お歳暮としてお見舞いをくださった方にだけ何か送るという手もあるな、と気づいた時には既に遅く、高島屋に問い合わせたら、年内の送付は間に合わないかも知れないと言われてしまった。というわけで、この案もダメ。

このようなわけで、何も考えていないわけではないのだが、結果的には何もしていない。車椅子生活が続いているから、快気祝いどころではない、と思っていてもらうしかない。

そんな矢先に、母よりあとから入院した伯母さんから快気祝いをいただいたため、改めて気になったという次第。先方はもう普通の生活を送っているようなので、比較しても仕方がないが。

ちなみに、本人に話してみたところ、まだ退院していないから必要ないという。本人は施設も病院の一種だと思っている。つまり、いつか回復したら家に帰れると思っているようなのだ。ここは病院じゃないよ、と一度は訂正したが、似たようなものでしょ、と言われ、それならそれでいいと、そのままにしている。
(2022/1/21 記)



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