鎌倉の海

一人暮らしの母に関する覚書き。タイトルおよび記事中の写真は内容とは関係ありません

ポトフを作る

母の家に行く前に、ヘルパーさんの詰め所へ立ち寄る。振込用紙の記入を間違えてしまったため、再提出するのが目的だが、ヘルパーさんと直接話せるのはメリットに感じる。自分が行く時に対応してくださるのは、現在は主に事務方の業務で、現在の母の担当者ではないが、以前ご担当いただいたこともある方で、もちろん現在の担当の方とも普段話をされているし、ヘルパーさんの立場で話していただける。

調理に必要なものをノートに書いてもらうようにしているのだが、「まいたけ」とか「お揚げ」とかしか書かれていない。それだけで一週間分の調理はできないから、あとは適当に用意しておいてくれということだろうが、それは大変なのでできれば事細かに過不足なく書いておいてもらえたら、と思うのだが、それをすると「こんなに使うのか」などと怒り出す人がいるらしい。そこにある材料を使って作れるものを作る、というのが基本的なスタンスのようだ。

食材は適当に用意しあるものを使ってもらう、で行くしかないのかも知れないけど、気になるのは調味料だ。人によって使いたいもの、使わないものがあるだろうし、塩やしょうゆにしたってたくさんの種類があって、好みもあるだろうし。しかし銘柄などを指定して「そんな高級品を!」と言われても厭なんだろうな……。そういう文句を言う人は、料理したことのない人ではと思うが……

で、「だしの素とめんつゆがあればたいていの料理は作れる!」と力強くおっしゃっていたいてちょっと安心した。では、とにかく、だしの素とめんつゆを切らさないようにしよう。

弔電を打つと、打った内容を手元で印刷することができる。花子叔母さんあてに母の名前で打った電報を持参し、見せる。

ポトフを作る。要はいろいろな野菜と肉をコンソメスープで煮込むだけのことなので、簡単にできそうな気がしたのだ。ただ、いざ作ってみると、野菜の皮を剥いて適当な大きさに切る、というのも他人のキッチンでやるのは倍の時間がかかる上、柔らかくなるまでにそれなりの時間を煮込まなければいけないため、結構な時間がかかるのだった。こんなに時間がかかるのは誤算だった。

とはいえ、おいしくできてよかった。大量に作っておいたから二日ぐらいもつのではないか(本人は「一日でなくなっちゃう」と言っているが)。

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