鎌倉の海

一人暮らしの母に関する覚書き。タイトルおよび記事中の写真は内容とは関係ありません

新しいケアマネさん

お昼前に仕事をおしまいにし、昼食を取らずに家に行く。待ち合わせは13時半だが、母にマスクもさせないといけないし、もろもろ準備があるからできれば早めに行きたかった。13時に到着。

到着したら、いきなり「なんで昨日来なかったの?」と怒られた。

「昨日? なんの話?」と訊くと、昨日みんなが来るというから待っていたのに、誰も来ない、連絡もよこさないで、というので、ははあ、今日と勘違いしていたな、と察し、「昨日じゃないよ、今日、これからだよ、カレンダーに書いていない?」と説明。カレンダーを覗き見て、「本当だ、4日に丸印がある」という。一緒に見ると、日付のところが丸で囲んである。以前なら時刻と来る人の名前くらいは書き込んでいたが、丸印がしてあるだけでも上出来か。今日じゃなかったかな、と思ったらカレンダーを見ようね、と伝える。

しかし、昨日は終日デイサービスの日だ。帰宅するのは暗くなってからで、まさかそれから来客があるとは思うまい。いつ待っていたのだろう? 些細なことだが、よく考えてみると、いろいろと不安が尽きない。われわれだって、今日かと思い込んでいたが実は明日だった、的なことはあるから、気にし過ぎるのもよくないかも知れないが……

キッチンがきれいで驚く。今日の午前中はヘルパーさんが来る日である。ヘルパーさんが来た直後はこんなにきれいなのかとびっくりした次第。やはり母が散らかすわけだな。

タナカさんは今月末まで。新しいヘルパーさんのスズキさんは来月からお世話になる。携帯電話もメールアドレスもタナカさんのものをそのまま引き継ぐ予定だという。タナカさんは大きい声ではっきりものをいうタイプだが、スズキさんはおとなし目の人。一から関係を築いていかなければならない。

いつもは洗い物と料理と買い物で時間がたってしまい、部屋の片づけが何もできないのだが、今日は洗い物が済んでいて、夕食は宅配弁当があるから料理をしなくていい。そこで、久しぶりに部屋を片付けることにする。古新聞などがかなりたまっていたが、片づけたら少し部屋が広くなった。

請求書の束もチェックすべきなのだろうが、それはまた今度にする。やるべきことは山積みだ。
(2021/3/15 記)
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