鎌倉の海

一人暮らしの母に関する覚書き。タイトルおよび記事中の写真は内容とは関係ありません

ソーシャルワーカーから電話 (3)

高橋病院へ電話。すぐに出てくれ、ほっとする。

これまで日本病院へは何度か電話したが、この病院は、15回鳴らしても20回鳴らしても出てくれない。時間をおいてかけ直しても同じ。何度かかけ直してようやくつながる有様で、救急病院としていかがなものかと思わなくもないが、救急隊員は特別の番号を知っているのかも知れない。ともかく、病棟に直接かけても出られない、というならわかるが、代表電話にかけても誰も出ないのは困る。高橋病院は同じでなくてよかった。

日本病院から話は通っていて、入院は問題ないとのこと。ただ、「病院にいられるのは二ヵ月ということになっていますが、誰でも二ヵ月いられるわけではなく、三週間程度様子を見て、治るか、治らないと判断したら、退院してもらいます」と言われてしまう。見舞いには行かれるかと訊いたら、ここも入退院時以外の見舞いは一切お断わりだとのこと。

高橋病院と話がついたことを日本病院のソーシャルワーカーさんへ連絡。ソーシャルワーカーさんは、「ここの病院は電話がなかなかつながらないんですよね」ということで、直通の電話を教えてくれた。ありがたかったが、つながらないことを身内もわかっているのなら、なんとかしたらどうなのかとも思う。

その後、ソーシャルワーカーさんから電話。3月30日(火)に転院が決まった。「ご家族の希望は4月2日だと伝えたのですが、ベッドを確保したまま一週間も待っていることはできないと言われてしまって」とのこと。そういう事情なら致し方ない。新コロナの影響で首都圏の病床はどこも満床だというニュースもあるくらいなのに、受け入れてくれたことに感謝しなければ。

当初は自分の自動車で移動するつもりでいたのだが、支えなしでは立つこともままならないとなると、普通の自動車に乗ることも難しい。どうしたものかと案じていたら、介護タクシーをこちらで手配しますとのこと。ベッドからベッドへ車椅子で移動することになる。

三週間ぶりの面会であり、また入院したら退院まで会えないのだから、道草を食いつつゆっくり移動して、などと考えたりもしたのだけれど、そんな余裕はなさそうだ。

雨戸の修繕の見積もりが届く。問題ない価格なので依頼する。

(2021/4/7 記)


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