鎌倉の海

一人暮らしの母に関する覚書き。タイトルおよび記事中の写真は内容とは関係ありません

実家へ

家に行った。今年、母に会う前に行っておきたかったがなかなか時間を作れなかった。

この家宛ての郵便物は私の家に転送設定してあるが、たまに漏れることがある。また、郵便以外の方法で届くことがある(メール便とか)。だから、郵便受けの定期チェックは必要である。

今回はさいわい、そのようなものはなく、投げ込みチラシだけであった。とはいえ、これもかなりの量が詰め込まれている。ポストからあふれると不用心だから、これもあまり溜め込むわけにはいかない。こんなものは入れないでほしいが、避ける方法はない。

近所の人に母のことを伝えておいた方がいいのか迷う。昨年春に、お向かいの方に入院したことは伝えた。近所の人に多少は伝わっているだろう。が、施設に入所したことは伝えていない。一人暮らしを案じてくれている人もいるかも知れない。様子を見に立ち寄って、いつ来ても不在なのを不審にあるいは不安に感じている人もいるかも知れない。ただ、私が顔を知っている人はほとんどおらず、敷居が高いのも事実。また、人が住んでいないことが広く知られるのは保安上はいいことではない。盗まれて困るものは位牌くらいだが、汚されるのは困る。

寝る部屋に、大きな袋に書類が詰め込まれているものがあって、以前から中身を確認しなければと思っていたのに手を付けた。

山のような領収書やレシートの束のほか、期限の切れた健康保険証や銀行等からの通知など、受け取った当時はそれなりに重要だったかも知れないが、今となっては不要なものばかり。どう判断していいかわからず、あとでゆっくり処理しようと袋に入れてそのままになっていたのかと推察。領収書やレシートの束が残してあるということは、家計簿をつけようと思っていたということだろう。この頃から処理能力が落ちてきたのだろう……

5,000円の商品券も見つかったが一年前に期限が切れていた。結局、全部ゴミかなと思ったら、銀行の通帳が発見された! 主要な銀行の通帳は確保してあるのだが、少なくともあとひとつあるはず、と思っていたものだ。印鑑も不明、キャッシュカードも見つからないけれど、通帳さえあれば、いざという時になんとかなるだろう。
(2022/1/29 記)

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