鎌倉の海

一人暮らしの母に関する覚書き。タイトルおよび記事中の写真は内容とは関係ありません

お腹が空く

15時ごろ家に行くと、ちょうど食事を終えたところらしく、食卓の上には食器が並んでおり、キッチンのガス代には使用の後のあるお鍋が置いてあった。何の料理かわからないが、とにかく料理をしたのだな。いいことだ。

家に行く時はいつもお弁当を買っていく。これを買ってきたから、夕食に食べたら、と見せると、今食べてよいかという。それは構わないけど、今食事したばかりなんじゃないの? と訊くと、食べるには食べたが、こんなおいしそうな料理を見たらまた食べたくなった、という。

想像だが、おかずを作るには作ったものの、たいしたものではなく、食が進まなかったのだろう。そもそも朝から何も食べておらず、これが一食目だった様子。困ったことだが、成すすべはない。

お弁当を食べている間に買い物に行く。以前は家に来て、片づけその他の用事を済ませ、そのまま帰ることができたが、先週から一週間分の食材を買い置くことにした。近所のスーパーは、近くとはいっても徒歩15分くらいかかる。買い物に行って帰ってくると、一時間以上かかってしまうが、これが母の生命線とあれば、大変だとも言っていられない。

案の定、お弁当はぺろりと平らげていたため、改めて夕食用に野菜炒めを作る。他人のキッチンで料理をするのはやりにくい。

介護費用をこれまでは毎月現金で支払ってきたが、今後は銀行引き落としにしてもらうことにし、その書類を提出に行く。自分のミスで、来週、再提出となってしまった。半ばお世辞ではあろうが、ヘルパーさんは母の人柄を褒めてくださり、ほっとする。



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