鎌倉の海

一人暮らしの母に関する覚書き。タイトルおよび記事中の写真は内容とは関係ありません

雨戸の修繕

母の住んでいる家は築60年以上、寝室に使っている部屋はあとから建て増ししたものだが、それでも築45年くらい経つ。その間、全く手を加えていないため、外側は雨ざらしでかなり汚れ、色も剥げてみっともないことになっている。

特に庭と出入りできる大きな出入り口があって、そこは木の雨戸がついているのだが、外側が剥げ、ささくれ、ひどいことになっており、また、昔のものなのでひどく重く、そのため開け閉めに非常に力を要する。

恐らくはそのせいで母は滅多に雨戸をあけない。だから寝室はいつも暗く、空気が澱んでいて雰囲気がよくない。元から建っていた部屋の窓にも雨戸がついており、一時期はかなりひどかったが、ある時期(20年くらい前か?)軽い金属製のものに付け替えたため、丈夫で、しかも開け閉めがスムーズであるのと対照的である。その時、一緒に替えてしまえばよかったのだが、予算の関係であろうか……

工務店の人に来てもらって見てもらうと、雨戸そのものを新しくしなくても、外側の離れているところを剥がしてペンキを塗ればかなりきれいになる。また、レールの部分を掃除して塗料を塗ると、かなり滑らかに動くようになるとの説明をいただいた。それならたいして時間もかからないし、費用も安くつくと。

母にこの家へ戻ってきてほしい、以前より少し気持ちよくなった部屋を見てもらいたいと思えばこそ、こうしたことをしようとしているわけだが、一方で、もうこの家に戻ってくることはないかも知れない、という気持ちもあり、あまり多額の費用をかけることは避けたい、というのもまた正直な気持ちである。安くて効果的な方法があるのなら、それにこしたことはない。見積もりを依頼。

強力な洗剤を使って、再度玄関周りを清掃。クエン酸を撒く。

お彼岸だが、墓参りには行かれないので、仏壇に料理を飾ってお参りする。
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(2021/3/28 記)


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